HOLZの会 Wien Tour'98 (98/8/22-28)

by Kt 98/9/9-11



8/24(月)
 
 いよいよこの日からレッスン開始。 
 ただ初日はクルト・シュミット先生の都合で、スケ−ルの本で有名なあのロルフ・アイヒラ−先生が代わりにいらっしゃいました。 
ということで、最初のレッスンはあのスケ−ルから! 
先生の話されたことを要約すると、 
・むだのない指の動き、いつも次にくる音を意識する 
・エ−ラ−式特有の指を広げた構えをキ−プする 
・基本の指、替指の使い分け 
・倍音構造の意識
などであったかと思います。 
 実際の個人レッスンとしてメンバ−が持参した曲は、シュ−ベルト「岩の上の羊飼い」、モ−ツァルト「五重奏曲」「ケ−ゲルシュタットトリオ」、ウェ−バ−「コンチェルティ−ノ」ベ−ルマン「アダ−ジョ」、etc・・・なかにはベルクの「四つの小品」を持参した人も! 
 午後は合奏になり、モ−ツァルトの「グラン・パルティ−タ」をみていただきました。 ただ時間の都合で軽く通して終わり、といった感じでした。 
 ちなみにアイヒラ−先生、日本人の生徒ということでみなベ−ム式だと思っていたようですが、我々の楽器を見て(今回の参加者はたまたま全員エ−ラ−式)、かなり驚いた様子。 

「(ベ−ム式だと思っていたので)楽器は置いてきてしまった。これなら自分の楽器を持って来ればよかった。」 

と残念がっていました。 

 ちなみにこの日の昼食は小林会長おすすめのシュミットにて、ウィ−ナ−シュニッツェルを堪能しました。 また夕食はギリシャ料理の店、オイディプスにてスプラギ等を食しましたが、ウィ−ンフィル、ウラッハ、クレッカ−、ライスタ−、フックスなどにまつわる話で大いに盛り上がりました。 
 本日はこのへんで一段落。 明日はいよいよシュミット先生のレッスン、ムジ−クフェラインのコンサ−トなどに触れたいと思います。

 

 
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